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これぞウィリアム・テル序曲!!【映画・THE LONE RANGER】 [映像・音楽]

先月に引き続き、またも映画の時間に起きられずチケットをふいにしてしまいました(><)
最近、平日の疲れを引き摺る様で困ったものです。
 
そんな訳で今日は金曜日のレイトショーで観た映画のお話しです。

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観て来たのは私が生まれる前に流行っていた『ローン・レンジャー』を“Disney”が映画化した【THE LONE RANGER】です。

元は私が生まれる前のラジオドラマでありテレビドラマであった訳ですが、流石、【パイレーツ・オブ・カリビアン】を仕掛けた“ジュリー・ブラッカイマー”です。
クライマックスは見事にこれって「ビッグサンダー・マウンテンじゃね?」と言わんばかりの蒸気機関車二両によるアクションシーンが展開されます。その時に流れるのが元々のテレビドラマでも主題曲であった『ウィリアム・テル序曲』(俺たちひょうきん族のOPテーマと言った方が通じるでしょうか(笑))なのですが、これが映像の間と相まって鳥肌ものです。ブラバンを演ってて凄く小気味よい音楽だったので大好きなんですが、そうか生まれる前にこれを父が観てたから刷り込まれてたのねと膝を打ってしまいました(笑)


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↑カーソルを合わせると(iPhone/iPadの場合はタップすると)禁断の『Hi-yo Silver』になります。
2時間半近くの長丁場なのでどうなるのかと思ってましたが、この【THE LONE RANGER】はアメリカにとって黒歴史と言ってもいい先住民との確執の部分に触れざるを得ないのでそこもたっぷり時間を掛けてる分、空気も重たくなる訳なんですがそれも最後のスペクタクルに向けての助走だと思えばすんなり乗り越えられる事でしょう。
そしてこの映画、主役はどうみてもローン・レンジャーの相棒を務める「トント」(演じるは“ジョニー・ディップ”)と愛馬“シルバー”ではないでしょうか。

そもそもこの映画は年老いた「トント」が1933年のサンフランシスコの遊園地内にある開拓時代の展示室を訪れたある少年に語る形なのですから。とは言っても語り口調ではなく時折、語ってるシーンがインサートされるだけのものなんですけどね。
後は『Hi-yo Silver』だけは子供心に覚えていた白馬の“シルバー”が妙におっさん臭くて例えるなら“荒川弘”先生が書かれる白馬“マロン号”のイメージに近くて蠍を食べるはお前、どうしてそこに居るの?的展開がもう堪らんかったです。たまに出て来る野ウサギも可愛いと言うより獰猛でしたしねぇ。
あの時代はあんなにタフじゃないと生きていけないのかと勘違いしてしまう程、動物描写も変わってて面白かったです。
いやぁ、一時は制作費圧迫で映画化されないかと思ってましたがどうか当たって続編が制作される事を切に願うばかりです。やはり時代劇も西部劇もたまにこうして大スクリーンで展開してくれないとファンとしては寂しいですからね(^_^)b



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