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大空を翔る映画をハシゴしてきました。その2【永遠の0(ゼロ)】 [映像]

昨日に引き続き、映画ネタです。
二週続けての映画のハシゴの締めくくりは昨日と同じく大空を翔る邦画【永遠の0(ゼロ)】です。
 
今年は奇しくも宮崎監督の【風立ちぬ】が夏にあり、二度も零戦のエンジン音を劇場で聞く事になった訳ですが人の声で紡ぎ出すエンジン音も実際に稼動する零戦二一型から収録したエンジン音、どちらも腹に響く独特のメロディーを奏でていました。

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当初、この二本の映画に置かれた主題そのものは近いモノと感じれどその視点が大きく違う事から受ける印象が変わるのかと思っていました。
実際、第二次世界大戦を描いた作品は中学生の頃に観た『遠すぎた橋』で受けた衝撃で今まで避けて来たのですが、今年の二本は何れもあの時代に生きた人の懸命に生きようとする様が真摯に描かれていて戦争を意識しつつも何処か現代に生きる我々にも学ぶべきものの多い作品でありました。


ネタバレになるのであまり多くは語れませんが、岡田クン演じる帝国海軍一の臆病者と誹られた宮部久蔵を血の繋がった祖父に持つ佐伯健太郎(演じるは三浦春馬クン)が姉・慶子(演じるは吹石一恵さん)と共に第二次世界大戦を共に闘いつつ生き残られた方々を訪ね歩く事で祖父がどんな人間であったか、巡る事で物語は展開していきます。
なので、現代とあの時代を交互に行き交うシーンが何度も揺り返えされる為に144分と言う長丁場になってるのですが、話が進むほど、宮部久蔵と言う人が何故、最期は特攻してしまったのかと言う核心に触れつつも、宮部久蔵と言う人間に触れて人生が変わり生き延びた男たちとの関わり合いが浮き織りになる様はまるで一遍のミステリーを観てる様でした。


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↑カーソルを合わせると(iPhone/iPadの場合はタップすると)空母「赤城」の勇姿に切り替わります。
特にあの時代の若者として演じる若手俳優と現代を演じる熟年俳優、二人一組で紡ぎ出す事になる“武田”、“景浦”、“井崎”を演じた6名の俳優陣(順不同、三浦貴大、山本學、新井浩文、田中 泯、濱田岳、橋爪功)の各氏並びに“大石”を演じた染谷将太クンと今作が遺作となってしまった健太郎と慶子の育ての祖父・賢一郎を演じた夏八木勲氏には賛辞を送りたいと思います。(←これが何気にネタバレ)
彼らが居る事でより宮部久蔵と言う人物が味わい深い人間としてスクリーンの中に生きてる、いや、本当に居た人物なんじゃないかと錯覚するほどでした。
観てる最中、何度も目頭が熱くなる事しきりでしたので、涙腺が緩い方はハンカチ必須で観た方が宜しいかと思います。
 
原作とは違うアプローチになってる様なのでこれから原作を読んでみたいと思います。


※関連リンク

大空を翔る映画をハシゴしてきました。その1【DISNEY・プレーンズ】


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