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今年は何気に時代劇映画の当たり年!?【映画・幕末高校生】 [映像・音楽]

まだ八月になっていないのにもう全開状態で陽射しが強烈ですよね。
一昨日の土曜日もそんな強烈な陽射しだったのでお出掛けするのを躊躇しそうになりましたが夏本番って事は毎週封切られる新作映画も複数本になるので観たい映画をきちんと大スクリーンで観る派の私としては陽射しを浴びつつもお出掛けして参りました。

そんな土曜日に観てきたのは過去にもドラマ化された事のある【幕末高校生】です。元々は眉村卓氏の短編小説「名残の雪」がベースとなってる作品ですが今回、タイムスリップした石原さとみさん演じる日本史を教える高校教師“川辺未香子”と幼馴染みの教え子三人衆が出会う史実の実在人物が勝海舟とあっては観ない訳にはいかないじゃないですか(`・ω・´)キリッ


私にとって勝海舟とは子供の頃に好きで観てたテレビドラマ「快刀乱麻」で池部良氏が演じられた際のイメージが強くその後、他のドラマなどで数々の名優が演じて来た勝海舟も何処か違うなぁと言うものでした。

それが今回、玉木宏さんが演じる事を予告編で知り、もしかしたら久しぶりにイメージを上書きして貰えるかなぁと言う淡いイメージを抱いて臨みました。

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劇中前半は何処か頼りなさげに見える玉木版勝海舟ですがどんどんその揺るぎない信念の元に行動している様が分かって来ると彼の背中がどんどん大きくなり、やはり幕末の龍馬と海舟、この二人あってこその明治維新であり今の政治家に最も欠けている部分がそこにはあるなぁと感じました。
本筋とは関係ない処で柄本明氏と次男の時生くんが共演してる事を全く知らなかったのでスクリーンに登場した時は軽く驚きましたし、時折見せる表情がお父さんそっくりで共演する作品じゃなきゃこれは分からないよなぁと久々の親子共演の醍醐味を感じましたww


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また圧巻だったのは時代劇らしく最後の大立ち回りに於いて玉木くん演じる勝海舟が一切、刀を抜かずに西郷隆盛との江戸城無血開場の会談場所に向かう様はかなりな迫力でした。結局、劇中で一度も刀を抜かなかった海舟の信念は自衛隊が掲げる専守防衛、抜かずの剣に通じるものであり、我々日本人が護り抜かなければならないものなんだよなぁと強く感じました。

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最後にこの映画のパンフは高校教師と高校生がモチーフである事から高校の参考書的仕様になっていてどちらかと言うとムック本的な要素が強く、観終わって余韻に浸ると言う復習には持って来いの教材になってました(マテ
今回はタイトルロゴにも小さく描かれてる『ルービックキューブ』がキーアイテムとして劇中、再三登場しますが最後は( ̄ー ̄)とさせられる登場で締め括られていますのでお見逃しなく(^_^)b
今年は先月の【超高速! 参勤交代】と言い新機軸の時代劇が映画化されており時代劇好きとしては大変、好ましくこの調子で年一作位はこんな楽しい時代劇を観られる事を強く願いたいと思います。


※関連リンク

時間やカネがなくても、情けと知恵があれば切り抜けられるんだよ(笑)【超高速! 参勤交代】


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