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単なるサイドストーリーじゃないよ!! 【宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟 at TOHOシネマズ 六本木】 [映像・音楽]

益々、寒さが冬を感じさせる様になってきました。
こうなって来ると週末のラン&ウォークも万が一の急激な温度変化に対応出来る装備をバックパックに忍ばせておく事が必須になってきます。掻いてしまった汗の処理が夏も冬も重要になる訳ですがどちらかと言うとこの凛とした空気を切り裂いて走る方が私は好みなんですよね(笑)
 
そんな前置きとは関係なくお届けするのは今年最後の鑑賞になるであろう映画の話です。
今年も一年間、可能な限り映画を観てきた訳ですが調べてみると51本観た事になってました。週に一回は観た勘定になるのですが、今年はまだ二週残ってますよね。つまり、週に二本以上観た週末もあったと言う事です。で、この間の週末は土曜日のハシゴで締め括る筈が、日曜日の予定が空いてしまったので急遽、【宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟】を観る事にしたのでした。当初、TOHOシネマズ系では六本木しか選択肢がなかった事と封切週であった先々週は【楽園追放】を観に行ってしまい、巡り合わせが悪かったと観に行くのは諦めてたんですが一昨日の日曜日は「TOHOシネマズデイ」と言う事もあって土曜日の夕方時点で席は空いてないだろうと照会を掛けてみた処、偶然にもど真ん中の席が空いてたのでポチッたのでした(笑)


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今回の劇場版はTVシリーズの24話と25話の間に位置するお話と言う事ですが、プロローグとエピローグに空間機兵隊の斉藤始と土方司令とのシーンを挟む事で上手く収めてるなぁと感じると共に一度完結したお話を無理とは言いませんが広げ過ぎてしまい収拾が付かなくなった初代ヤマトシリーズとは一線を画した毅然とした作品作りである事が伺えました。
そんなプロローグの後に葉加瀬太郎氏のヴァイオリンが主旋律を奏でるお馴染みの主題歌がTVシリーズを2分30秒ほどに圧縮した総集編的映像をバックに奏でられる様に圧倒され、ボロ泣きしたのは公然の内緒です(^_^;;)
思わずそのメインテーマがiTunesにあったので即座に購入してヘビロテしたのは言うまでもありません。


それにしてもガトランティス帝国の艦隊が満を持してイスカンダルの旅路の中で登場して来るのがこの劇場版と言うのも単なるサイドストーリー的ではなく人間ドラマ的にも戦闘シーンも見応えたっぷりでしたし、新たに構築されたガトランティス帝国の設定が野武士的な面持ちになってて実に面白かったです。

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今回、出渕裕総監督が脚本も兼ねておられますが、この特典の内容でもある「キハ型試作宙艇」、通称“コウノトリ”にしてもドメル幕僚団の生き残りフォムト・バーガー少佐との邂逅に選んだ地の設定なども数多の旧作からのエピソードを上手く取り入れており、新作なのにどこか懐かしみのある仕上がりになってる事もあり、涙が止まらないシーンが多かったですわ。
で、結局の処、今回も生き残ってしまったフォムト・バーガー少佐にはもし新しい作品があったら出て欲しいなぁと思えるほどキャラが立ちまくりでしたね。旧作のフレンドリーになるデスラー総統より自然で好きです。旧作よりよりガミラス側の人間描写が増え、矛盾を極力排除して作り上げた今作はリブートとかと言う言葉を安易に使えない新たなマイルストーンになったのではないでしょうか。
 
いやぁ、早くBlu-rayメディア化しないですかね。
ヤマトが大好きな年老いた父に買って送ってあげたいですから。



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