SSブログ

静かなる物語!!【FIRST MAN at MOVIX亀有】 [映像・音楽]

昨日の朝は今年初めて布団の中から出にくい朝でしたね。
そのせいか、先行する電車で急病人が出た様で担架で運ばれていく人を次の駅で奥の人を下ろすべくホームに降りた際に目撃してしまいましたわ。

さて、もう少し春になるまでに三寒四温がありそうな今日この頃、お送りするのは先週末に観て来た映画のお話、第三弾です。



最初は最寄りのシネコンでも予告編を一度も観る事がなかったので直前まで知らず、弟に教えられて観る事になった【FIRST MAN】です。
ちょうど私が五歳を迎える夏に世界的な大偉業である月への一歩を示したニール・アームストロング船長の過酷な八年間ほどを描いた作品です。
“THAT'S ONE SMALL STEP FOR MAN, ONE GIANT LEAP FOR MANKIND.”
月でのこの一言はとても有名ですが、この台詞の裏に隠された苦悩の日々を綴った物語でもあるので全長141分の中で単にジェミニ計画やアポロ計画のミッションシーンよりも多く割かれており過度なSFXシーンを期待して観に行くと居眠りする事になる事をお約束します(笑)
それでも要所要所で計画の再現とも言うべきシーンでの迫力あるSEと相まってまるで自らが乗ってるのではと錯覚するシーンが見応えたっぷりなのは言うまでもありません。


FIRST_MAN_001.jpg
↑カーソルを合わせてクリックすると(iPhone/iPadの場合はタップすると)別ウィンドウで展開します。

さりとて、エンドロール直前の月よりの帰還後、長い検疫中、ようやく奥様と邂逅するシーンで締め括られる事でこれは一組の夫婦が困難で過酷な試練を乗り越える様を魅せたかったのだと気付かされるのです。確かに劇中でもアストロノート同士の奥様が寄り添い合って夫達の帰還を待つシーンやアームストロング船長の深層心理とでも言うべき幼くしてなくなった娘さんカレンが生きていたかの様なシーンも何度となく挟まれており、そうした叙情的なエピソードの積み重ねがあるからこそ、何処かじんわりとした面持ちでエンドロールのこれまた凝った演出に(⌒ー⌒)しながら余韻に浸れるのです。

よって、この作品をこれから観られる方は完全に終わるまで席を立たずにその音に身を委ねる事を強くお奨めします。それが出来ない淡々とした



nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

nice! 5

コメント 0

Facebook コメント